2022年03月31日

親指の亀裂の6週間後




みなさん こんにちは~!!

京子先生です



2月に公開した、

京子先生の左手親指の大きな亀裂を、

シルクとジェルでリペアした記事。


あの日から6週間以上が経ちました。

前編・後編にわたってご紹介した「すごく耐久性のあるリペアの極意」ですが、

「その亀裂は、その後どうなってるの?」

「本当に長持ちしてんのか~い?!」

・・・って事で、追跡レポートです。



サロンワークで本当の実力の差が出る

お爪の修理のコツを公開していますのでぜひご参考にして下さいませ。

割れた爪のリペア(修理)の極意<前編>

割れた爪のリペア(修理)の極意<後編>



DSC_8183-a.jpgDSC_8186.JPG



この豪快な亀裂の

長さ・形を整え、長持ちするコツを踏まえてグルー(接着剤)を塗ると、、、

こうなりました。

DSC_8191-a.jpg


グルーを塗る時のコツは、

ヒビの上(爪表面)に、グルーをぽちょっと置くのではなく、

少し亀裂を持ち上げて、そのすきに、ササッと流し込むんでしたね。

亀裂がカチッと噛んだ状態で接着出来たら、

本当に耐久性が高くなります。


そして、カド取り(面取り)にも、

貼る位置にもこだわり抜いたシルクで補強すれば、

相当長持ちするんですよ。




では、2月14日にリペアした京子先生の左手親指のその後です。
(3月31日現在)

DSC_8334.JPG


まず、長いな~~(;'∀')


どの辺が割れてたか・・・???

シルクも、グルーも、まったく浮いてないので、わからない(笑)


内側からチェック。

DSC_8337.JPGDSC_8335.JPG



アップにすると、亀裂の位置が確認できますね。


こ、こんなに先の方に移動してる~~

引っ掛かりや、ジェルが浮いた感じは一切ありません。


京子先生は、

何もせずに優雅に暮らしているのではなく、
(みんな知ってる(;'∀'))

毎日のサロンワークでは指先を酷使しますし、

みなさんと違う大きなリスクは、

一日何人ものお客様のジェルをお外しするために

「ジェルを溶かす溶剤」を使っている、という点です。

(今のところ素手です)


グルーやシルクをいい加減に貼っていたり、

溶剤をコットンに含ませて、アルミでお客様のお指を巻く時に、

指の腹ではなく爪先を使っていたら、

とっくの昔にジェルは浮いて、亀裂はパカパカになっていたでしょうね~(T_T)



リペアの極意<後編>にも書いてますが、

ひびが入ってる「断面」にも、

薄ーくジェルを塗ってコーティングしておいたのも効果的でした。


6週間以上たっても、亀裂サイドの爪のふちは、

こんな感じでコーティングされていますよ。


DSC_8317.JPG


以上、

「コツを押さえたリペアは、本当に長持ちするのか?!?!」

結果、「超長持ち!問題なし!!」

検証は大成功でした



しかし、もうひと月半も経っているので、

そろそろ付け替えようと思いまーす(;´∀`)






posted by 京子先生 at 19:36| Comment(0) | トラブルネイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月13日

剥離した爪の内部はこうなってる!





みなさん こんにちは~!!

京子先生です



今日は、ちょっと珍しい内容でブログを更新します。


タイトルにあるように、

SEEZ.にも「爪の剥離」のご相談で、たくさんのお客様がご来店されます。

何が剥離の原因なのか、しっかりカウンセリングで聞き取りをして、

対処法などをご説明して、必要なケアをさせていただくのですが・・・


どの方法でケアを始めるにしても、「オイルでの保湿」

めちゃくちゃお願いする京子先生。


今日は、なぜ剥離した爪に保湿が必要かってところを説明します。



浮いた爪の下の皮膚が、カッチカチに乾燥している事が多い「剥離」。


そこが乾いていると、爪と皮膚がくっつきにくくてNG
・・・

言い換えると、そこがしっとり潤ってやわらかいと・・・

爪と皮膚がくっつきやすくて、ピンクの部分、ネイルベッドが育ちやすいので、

剥離の改善が早い、という流れです。




少し前ですが、

思いがけず「剥離した爪の中身(あ、内部)」を目視する事ができましたので、

みなさんと供覧したいと思います。



「内側の皮膚がカチカチなので、保湿を毎日お願いします、、、」と、

京子先生が熱弁をふるっても、

みなさん、想像するのが難しいようで、

実感が湧かないようなのです。


でも、これを観たら、オイルで潤したくなるはずです



あるお客様の左足親指です。

実は、グリーンネイルの疑いで、皮膚科での受診をお願いしました。

(カビが原因のグリーンネイルと思われる爪の状態は、
かなりショッキングだったので敢えてカット


通常の流れだと、

ドクターに、お薬を処方していただいて、服用したり、爪に塗布したり、

という流れなのですが、

受診後、こういう状態になっていました。



P5250003.JPG


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お~まいが~~~っ!!!

なんという事でしょう!!

グリーンに変色して、皮膚から浮き上がってた部分が、

がっつりカットされてる~


もとあった長さと比較して半分以上カットされてます。


う、うん、もちろんドクターの処置ですし、

この状態からのネイルケアにも許可をいただいてますし・・・!!

(わかるけど、ショック)


京子先生的に結構ショックな切られようだったけど、

大変勉強になりました。

変形爪等で、剥離に悩まれているお客様に、

バッサリ行くっていう、これから新しくご提案できる選択肢が増えました。


さあ、話を戻しますと。

通常、ネイルサロンでは、

こんなに深いところから爪を意図的にカットする事は無いので、

普段は見る事ができない、剥離爪の内部が見えてます。


正面から見ると、こんなに浮いてるんです。 ↓ ↓ ↓

空洞がありますね。

そして、爪が乗っかってる皮膚(爪床)が、

ガッチガチに乾燥しているのも丸見え。


こんな状態では、

「健康な爪に戻るのに、どれくらいかかるかな?」

「そもそも、普通の爪に戻るの??」と思われるかもしれません。





P5250011.JPG

    ↑  ↑  ↑

あ~~

爪の下の、白いガサゴソの、角質化した皮膚も、

キレイに取り除きたいですね~~



そして、オイルでたっぷり保湿したい!!

保湿したら、めっちゃ改善するから~~


経験上、このままの状態だと、空洞は空洞のままで、

爪と皮膚がくっつくのには相当時間がかかると思います。


京子先生のサロンにお越しになる たくさんの方が、

「何年も剥離が治らなくて」とおっしゃるので。



それでは、SEEZ. メソッドで甘皮ケアを徹底し、

カチカチの爪床を、しっかり保湿すると、どうなったかご覧ください。


まずは、元の状態。

その下は、わずか1ヶ月後(34日後)です。

P5250003.JPG
P6290009.JPG


もう、多くの方はご存知だと思いますが、

足の爪が伸びる速度は、年齢・性別・季節によって差があるものの、

一般的に、手の爪の3分の1~2分の1と言われています。(遅い)


皮膚科の先生曰く、
足の爪が1枚そっくり生え変わるには、1年弱かかります。


特に、このお客様は60歳代後半の女性、

もっとかかるかも、、、だったけど、

細部にわたってケアして、日々の保湿も頑張って下さったから、

わずか約1ヶ月で、こんなに改善がみられました。


今回、ちょっとお見せできませんでしたが

広範囲にグリーンになった剥離爪が短期間で改善した事に、

ご本人様も、本当に喜んで下さいました

京子先生も、やり甲斐があってとても嬉しかったです



おっと、またしても長くなりましたが、最後に!


誰でも保湿したくなるビフォーアフター画像で締めくくります。


最初34日後です。




P5250012.JPG


P6290014.JPG


爪トラブルが有る方は特に、いつもこの状態を目指して下さいね。

もちろん、サボりたい日もあると思います。

それでもOK!心がけていれば変わりますよ


34日後の画像では、健康な新爪が伸びて、

密着したネイルベッドが増えています。


「ちょっと、爪の間にもオイル塗ろう!」と思っていただけましたか?

春って乾燥するからね~~





posted by 京子先生 at 17:57| Comment(0) | トラブルネイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月19日

割れた爪のリペア(修理)の極意<後編>





みなさん こんにちは~!!

京子先生です



さぁ~、今日はサクッと始まりますよ(^^)/

(あとが長いから)


前回の

割れた爪のリペア(修理)の極意<前編>

のつづきでございます。



DSC_8186-a.jpg
DSC_8191-a.jpg


ストレスポイントから真横に、

深く亀裂が入った左親指さんの爪を、

さまざまなチェックポイントを経て、

グルーで接着するところまでをお伝えしました。



今回は、シルクでラップして補強する際のコツです。

というか、「京子先生のやり方」ですね(;´∀`)


DSC_8194.JPG


みなさんがお使いのシルクは、

どんなタイプのものでしょうか?


繊維の織り目が詰まったもの、粗いもの、

段差が目立たないように厚みの無いもの・・・

さまざまな種類がありますが、現在使われているものは、

そのほとんどが、裏に糊がついてて便利ですね。



ロングロングアゴーなお話で恐縮ですが、

京子先生がネイルのお勉強を始めた大昔は、

本当にぺらっとした、ただの薄いシルクの布でした。

(信じられない!いつの時代??)


ただの布を 爪の上にそっと乗せて、

鼻息でズレないうちにグルーで接着するのは至難の業でした~~(笑)


でもその状態で、

「シルクを素早く正確にカット → 接着」を、

死ぬほど練習していたので、

糊付きシルクに変わった時は、

本当に嘘みたいに簡単で、より精度を上げたくなり、

さらに練習して リペアが得意になりました


でもそのシルクも、保管状態によっては、

粘着性が弱まったり、端がほつれやすくなったりと、

リペアの仕上がりに影響する事があります。


個人的には、プラスティックケースにそのまま入れるのではなく、

チャック付きのビニール袋に入れて、

ぺたんこに空気を抜いておくと、劣化が防げると思います。

検定の時はともかく、サロンワークでは特に。


以前は、爪の曲面に沿うように、

正目のシルクを、タテ・ヨコに伸びるよう

45度のバイアスにカットしてから使用する事が多かったですが、

改良が進んだ今では、正目のままでも使いやすくなっていますね。

(生き字引感、すごくない?)




では、シルクのカットの仕方ですが、

京子先生は、

はがれにくさ・段差軽減のために、

4方向すべて面取り(カド取り)をしています。



じつは、今回この記事を書くために、

ネイリストさんのブログ、YouTubeなどを拝見しましたが、

四角いまま貼っていらっしゃる方も多いですね。


それがダメと言うのではないですよ。

丈夫で長持ち!それなのに、厚ぼったく無くてキレイ

という仕上がりを目指しているので、サササッと4方向面取りします。


外す時の自爪へのダメージも考えて、

シルクの面積は、「強度が保てる最小サイズ」にします。

これも、経験ですね。


貼るとこんな感じ。


DSC_8199.JPG
DSC_8202.JPG


四角いまま貼るよりも、

シルクの淵にかかる、めくれやすくなる負荷が

圧倒的に軽減されます。


シルクをこんな風にカットしている場面を

想像していただきたいんですけど、

大切な注意点がありますよ。


素手で、ベタベタ触らない!です。

手指の油分がついて、粘着力が弱まったり、

いろいろな不具合のもとになるので気をつけましょう。



面取り(カド取り)は、ツィーザー(ピンセット)でシルクを掴んで、

先曲がりのシザーを使うとあっという間です。

この時、シザーは固定、シルクの方をくる~っと回した方が早くて失敗がありません。



あ~、でも、今エアーでやってみたら、

京子先生は、左右から中心に向かって、

ピンセットもシザーも、両方とも微妙に回しているような・・・

時短ですね(笑)



これも、「カドのあるシルクのカド取りをする」という工程を、

シルクが小さ~くなるまで、

何度何度も練習して欲しいです。



そして、最重要ポイントが、

シルクを春一・・?




いえいえ、貼る位置!


(ずっと頭の中でシミュレーションしながら、

鬼気迫る(は?)集中力で書いてたから、この誤変換「春一」、

「ぶっふぁぁ」と吹いてしまいました。・・・ジワる)



丈夫で長持ち

つまり浮きにくく!

はがれにくい!シルクリペアをしたいなら、

爪の端、きわきわではなく、

イメージとして、0・1ミリ内側に貼るべし。

(1ミリでは空け過ぎ)


これが、内側過ぎて亀裂が露出すると強度が弱くなり、

逆に少しでもはみ出してると、

あとでファイルで整えなければならず、

手数(てかず)も増えるし、

織り目がほつれ、スッキリしない仕上がりになります。


実際、

他店でリペアされた方の爪の状態を拝見すると、

「いや、大事なとこ、覆えてないや~んや、

シルクを貼ってある爪のエッジが厚くてデコボコ・・・
(おそらくケバケバを分からないようにしたかった)

・・・って事が多くて(>_<)


これは、よろしくないのでは???


それが、今回のテーマを書こうと思ったきっかけでもあります。




もう一回見てみましょう。

DSC_8202.JPG


これくらいです(;^_^A

わずかに内側なので、拡大してご確認下さいませ。


これがどうして大事かっていうと、

ラミネートパウチを思い浮かべていただくと分かりやすいです。



パウチのぐるっと周辺部は、

上下のラミネート同士がくっついてないと、意味が無いですよね。


挟んだ中の紙が斜めになって ちょっとでもはみ出してたら・・・

その部分はパカパカで、パウチされません。



今回は、ジェルでコーティングするので、

シルクを、「自爪」と「ジェル」でパウチしたいのです。

でも、目的は亀裂の補強だから、

限りなく爪の端まで覆いたい!


だから、「イメージ0.1ミリ空け」という事です。


シルクを適所にバッチリ貼れたら、

素手で触らず、ビニール片で押さえて

空気を抜きながら しっかりと爪に圧着。


いよいよジェルでコーティングします。

グルーの時も同じですが、

ここでのポイントは、

・必要最小限の量で、

・シルクの布目が分からなくなるように筆で素早くたたき込み、

・透明にする

・シルクのエッジが浮き上がる前にライトで硬化させる

です。


ジェルやグルーが多いと、すぐにシルクと自爪の間に入り込み、

結果シルクが浮き上がって、

位置はズレるは、

エッジは立ち上がって直らないは、で、

取り返しがつかない事になりますので気をつけましょう。

適量は、練習によって身体で覚えます!




DSC_8207.JPG


薄塗りを心掛けつつ

布目が目立たないように、ツヤっと塗れると、

あとはいつも通りで楽ですよ



爪のサイドを、特にやすりで整えなくても、

0.1ミリ内側に貼って、

しっかりスキンダウンして、

繊維がほつれないように素早くジェルを塗れば、

キレイだし、なにより、強度がバッチリです。

(皮膚にジェルが付着したら、どうしてもそこからリフトしやすくなります)


DSC_8199.JPGDSC_8208.JPG


ここで、裏ワザ的に、

上手にできたら、耐久性がアップするポイントを。



「爪の厚み部分」をカバーする!


DSC_8212.JPG


見えにくいけど、

もともとの亀裂部分の爪の厚みも、

極少量のジェルでコーティングしています。


慣れないと、凹凸になってしまうので、

その時は、薄いエメリーボードで慎重に調整してください。





さあ、やっと仕上げ。


シルクラップやスカルプチュアに、カラーを塗った事がある人は、

ご経験があると思いますが、

パールの含有量が多いカラーは、

爪表面の凹凸を、残酷なまでに拾います!!


マットなカラーだと、比較的響かないんですけどね~(;´∀`)


今回、京子先生がチョイスしたのは、

始めて塗る、あえてのパールピンク。



こんな風に仕上がりました。


DSC_8225.JPG



いかがでしょうか?

これも、読者様にリアルを知っていただきたくて、

おそらく通常とは逆の行動、

シルクの凹凸が少しでも目立つ角度を狙って、

何度も撮影したんですよ~(ドMか




この記事の画像を、最初から順に見ている人は、

「ああ、あそこにシルクが貼ってある」と理解されると思いますが、

目を凝らさないと分からないくらいに仕上げています。


シルクの下辺も、もう少しジェルを厚く重ねて塗れば消えますが、

それは美しくないので。


京子先生は、駆け出しのポリッシュの時から

「美しく薄い重ね塗りで2週間長持ち」という塗り方を習っていたので、

今も、その教えが根底にあります。

(もちろん最初はゴテゴテの厚塗りでしたよ(>_<))


そのため、時代はジェル主流になって、さまざまなアートも盛んですが、

繊細なラインストーンの煌めきをも鈍化させるジェルの厚塗りは、

どうしても好きになれません(笑)



最後に、

このネイルは、「もう亀裂を気にしなくていいんだ!ストレスゼロだー!!」

という個人的にもとても嬉しいネイルです。←ここ重要


「ナチュラルでキレイ、それなのに丈夫で長持ち」なシルクリペアをしたネイルは、

ハッピーやラッキーをたくさん呼び寄せるに違いない!ハズ。




前編・後編とお伝えしてきた 京子先生のやり方。

各ポイントを確実におさえて、

それを流れるように素早くできたら、

結果は、熟練のプロの仕上がりです。

(敢えて自分で言う( *´艸`))

そして、お客様にとっては、この上ないメリットです。



現在、プロのネイリストとしてお仕事をしている方々も、

それぞれが切磋琢磨して、

全体の技術レベルがアップする事を切に願っています。




以上、

京子先生の、「とてもマニアックなシルクリペアの極意」


でした。


長々とお付き合いくださって心から感謝いたします。

posted by 京子先生 at 21:50| Comment(5) | トラブルネイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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